RemoteLOCK × 創業80年の歴史を誇る呉服屋のレンタルスペース事業への挑戦

兵庫県尼崎市で創業80年以上続く老舗呉服屋　創作呉服たかにし商店の寺田貴彦さん。
コロナ禍の経験を踏まえてレンタルスペース事業を始めた経緯や全室に導入しているRemoteLOCKの利点を伺いました。

創作呉服　たかにし商店三代目の寺田貴彦さん

きっかけはコロナ禍

元々呉服屋としての店舗とは別に倉庫があったのですが、倉庫自体が老朽化して雨漏りをし始めていました。

いよいよ倉庫の修復が必要だなと感じていた矢先に加えコロナ禍もあり、
これまでの老舗の経験を生かし、且つ新しい事業を始めようと家族で話し合っていました。

父親が空手教室で師範をしているので、子どもたちが学べる快適な環境を作りたい。
ということで、じゃあ子どもやご家族の他にも地域の方が集えるパーティースペースやヨガ、ダンススペース、
元々着付け後の写真撮影も行っていましたので、撮影スタジオもある、総合的なレンタルスペースを始めようとなりました。

ちょうど尼崎市としても地域雇用開発助成金が出ましたので、色々な条件が重なったことがきっかけとなりました。
そして倉庫を解体し、新たにレンタルスペース用の建物を建設する運びとなりました。

「デザインは家族で話し合った」と寺田さん。一つ一つテーマを決めながらデザインを進めたそうです。

RemoteLOCKと連携するよやクルの利点

なんといっても予約後自動でよやクルが解錠キーを発行してくれることが本当に楽ですね！
これまでは予約を手動で管理していましたので時間がかかる上にキーを間違って伝えたり、違う部屋のキーを連絡してしまったり…
ということもありましたが、よやクルを導入することでタイムパフォーマンスが格段に向上しました。
更に、よやクル自体が安価なのも大きいです。システムによってはRemoteLOCKを導入するのに別料金がかかることもあるのですが、
よやクルでは何台導入しても無料。ここのコストを抑えられるのはとてもありがたいです。
また建物入り口を含むすべての部屋にRemoteLOCKを導入することでセキュリティも向上しました。
入退室の記録も全て残るので防犯面も強いですね。

パーティースペースとフリースペースを連動することで使用率を上げ、大人も子どもも楽しめる工夫が。

季節感を出してレンタルスペースを地域の皆様に認知してもらう

レンタルスペースは年々知名度が上がってきていますが、まだまだ地域の方には認知されていないことが現実です。
そのため、建物に四季折々の飾りつけやデコレーションをすることで、「あの建物、いつも何かやっているな。」
「どんなことをしているんだろう？」と関心を持ってもらう工夫をしています。
冬ならイルミネーション。秋ならハロウィーンをテーマに装飾しています。
おかげで最近は保育園の行事に利用してもらうこともでき、とっても驚きました。
父親とはじめに考えていた「地域の方々や、子どもたちに使ってもらう」という夢も叶い、レンタルスペース事業に感謝しています。

園児や先生にわかりやすく使ってもらうため、なるべく物を置かずにシンプルを心がけている。

これまでのキャリアとレンタルスペースを組み合わせて

先ほども触れましたが、弊社ではセルフフォトスタジオも入っています。これまでの撮影スタジオといえば有人が当たり前で、
七五三や成人式の写真も時間と人件費がかかっていましたが、当スタジオではプロのカメラマンが画角やストロボの位置をしっかりと調整し、
お客様が簡単に写真が撮れるように工夫したことで、無人でクオリティの高い写真を撮れるようにしました。
今後もセルフフォトスタジオ以外にも、先代から受け継いできたキャリアや技術をレンタルスペースに生かし、地域に貢献できるよう頑張っていきたいと思います。